この記事でわかること
- 農業向け展示会の特徴と活用ポイント
- 農業向け展示会の出展により得られるメリット
- RX Japan主催の農業向け展示会の概要
農業の展示会は、新商品や最新技術の発表だけでなく、商談や販路開拓の場として注目を集めています。本記事では、農業に特化した展示会の特徴や活用メリット、RX Japanが開催する農業向けの展示会をいくつか紹介します。
農業向け展示会の特徴
農業向け展示会は、最新技術や資材、経営手法を比較検討できる場であり、農家や農業法人に加えて、酪農家や畜産農家、JA(農協)、自治体、研究機関、食品メーカー、商社、小売・ECバイヤーなどサプライチェーン全体が来場します。また、自動操舵トラクターやドローン、収穫ロボット、飼料自動化設備などの実演を通じ、来場者が製品の性能を直接体感できる点も特徴です。さらに、鳥獣害対策や後継者不足、スマート農業支援、畜産の労働負荷軽減に特化した専門ゾーンが用意される展示会もあり、出展者と来場者の深い相互理解と信頼構築につながる機会となるでしょう。
RX Japanが主催する農業向け展示会5選
RX Japanは日本国内で多数の業界専門展示会を主催しており、特に農業分野では日本最大級の展示会である「農業WEEK」を開催しています。農業WEEKは5つの構成展から成る展示会で、農業資材、スマート農業、経営支援、脱炭素・SDGs、畜産資材を一度に比較できます。また、日本を代表する農業産地である九州の販路開拓を支援するため、熊本でも「農業WEEK」が開催されています。
農業資材 EXPO(農業WEEK内)
農業資材EXPOは、最新の施設園芸、農業機械、肥料・土壌改良材、農薬、包装・物流製品、鳥獣害対策資材などが一堂に集まる展示会です。
| 構成展名 | 農業資材 EXPO |
| 取り扱い品目 | 施設園芸資材、農業機械、肥料・土、農産物パッケージ、鳥獣害対策、災害対策資材 など |
| 開催場所 | グランメッセ熊本・幕張メッセ |
| 特徴、ポイント | ・展示会「農業WEEK」内で開催 ・15年以上の開催実績がある ・60ヵ国からの来場実績があり、特にアジア諸国やASEAN諸国に製品やサービスを売り込むことができる ・東京展は40,000名、九州展は20,000名のバイヤー・ユーザーが来場予定のため、効率よく農業法人、農協、資材店と出会える ・来場者の半分以上が導入決定権を持っているため、商談が活発に行われる |
| 詳細ページ | https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp/about/agrisupply.html |
スマート農業 EXPO(農業WEEK内)
スマート農業EXPOは、IT農業、ソーラーシェアリング、6次産業化、植物工場など、農業を強くするための次世代の技術や製品が世界中から一堂に集まる展示会です。
| 構成店名 | スマート農業EXPO |
| 取り扱い品目 | 植物工場、IT・スマート農業、ドローン・農業ロボット、太陽光発電、流通DX、経営・生産DX、人材雇用・育成支援 など |
| 開催場所 | グランメッセ熊本・幕張メッセ |
| 特徴、ポイント | ・展示会「農業WEEK」内で開催 ・15年以上の開催実績がある ・60ヵ国からの来場実績があり、特にアジア諸国やASEAN諸国に製品やサービスを売り込むことができる ・東京展は40,000名、九州展は20,000名のバイヤー・ユーザーが来場予定のため、効率よく農業法人、農協、新規参入企業と出会える ・来場者の半分以上が導入決定権を持っているため、商談が活発に行われる |
| 詳細ページ | https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp/about/agritech.html |
次世代 農業経営 EXPO(農業WEEK内)
次世代農業経営EXPOは、農業法人・農家の経営課題や人手不足を解決するソリューションが出展する展示会です。最新のマーケティング・販路開拓支援、人材確保・育成支援、経営管理システム、加工機械・6次産業化設備などが一堂に出展します。
| 構成展名 | 次世代 農業経営 EXPO |
| 取り扱い品目 | Webマーケティング、販路拡大・ブランド戦略支援、パッケージデザイン・包装、人材派遣・マッチング、経営管理・販売管理システム、コンサルティング、食品加工機械、厨房機器 など |
| 開催場所 | グランメッセ熊本・幕張メッセ |
| 特徴、ポイント | ・展示会「農業WEEK」内で開催 ・15年以上の開催実績がある ・日本最大級の農業・畜産の展示会である ・東京展は40,000名、九州展は20,000名のバイヤー・ユーザーが来場予定のため、効率よく農業関係者と出会える ・農業法人・農家のニーズを直接聞くことができる ・来場者の半分以上が導入決定権を持っているため、商談が活発に行われる |
| 詳細ページ | https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp/about/agribusiness.html |
農業 脱炭素・SDGs EXPO(農業WEEK内)
農業 脱炭素・SDGs EXPOは、CO2削減や有機栽培、SDGsを推進可能な最新の製品、サービスが一堂に集まる展示会です。
| 構成展名 | 農業 脱炭素・SDGs EXPO |
| 取り扱い品目 | 施設園芸資材、暖房機・ヒートポンプ、有機肥料、太陽光発電システム、脱炭素コンサルティング、畜産向け資材 など |
| 開催場所 | 幕張メッセ |
| 特徴、ポイント | ・展示会「農業WEEK」内で開催 ・60ヵ国からの来場実績があり、特にアジア諸国やASEAN諸国に製品やサービスを売り込むことができる ・東京展は40,000名のバイヤー・ユーザーが来場予定のため、効率よく農業法人、農協、新規参入企業と出会える ・来場者の半分以上が導入決定権を持っているため、商談が活発に行われる |
| 詳細ページ | https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp/about/agrigreen.html |
畜産資材 EXPO(農業WEEK内)
畜産資材EXPOは、給餌器などの機器、畜舎や飼育柵などの設備から、飼料、ITを用いた農場管理や生体管理まで、畜産資材が一堂に集まる展示会です。
| 構成展名 | 畜産資材 EXPO |
| 取り扱い品目 | 飼料、給餌器、畜舎、畜舎システム、種豚・種牛・種鶏、鳥獣害対策、衛生管理製品、その他畜産資材 など |
| 開催場所 | グランメッセ熊本・幕張メッセ |
| 特徴、ポイント | ・展示会「農業WEEK」内で開催 ・15年以上の開催実績がある ・60ヵ国からの来場実績があり、特にアジア諸国やASEAN諸国に製品やサービスを売り込むことができる ・東京展は40,000名、九州展は20,000名のバイヤー・ユーザーが来場予定のため、効率よく農業法人、農協、資材店と出会える ・来場者の半分以上が導入決定権を持っているため、商談が活発に行われる |
| 詳細ページ | https://www.jagri-global.jp/hub/ja-jp/about/agrilivestock.html |
農業向けの展示会に出展するメリット
農業向けへの展示会の出展は、農家や農業法人に加えて、畜産農家や広大な農地を管理する大規模法人、地域に影響力を持つJAなど、多様な関係者と直接接点を持てる絶好の機会です。また、1台の導入が決まれば、その後にエリア内で水平展開が進んだり、組織全体での大規模導入へと発展したりするケースも期待できるため、展示会は長期的な事業拡大にも寄与します。
さらに、展示会を通じて圃場を実証実験の場として提供してくれる協力者を見つけられる可能性もあります。圃場での実験を通して、実証データを得ることで製品の有効性を証明し、説得力のある導入事例を構築しやすくなる点もメリットです。また、来場者との対話から自社製品が最も価値を発揮できる市場を発見し、その市場でトップシェアを狙う戦略を立てられる点も魅力です。
地域密着型の農機店や農業資材店ともつながりを持てる可能性がある
農業向け展示会では、農業法人や農家に加えて、地域を支える農機店や農業資材店の担当者も来場します。自社営業だけでは開拓が難しい全国各地への販売網を、効率的に構築できる重要なチャンスです。特に地域の農家や畜産農家は地元販売店への信頼が厚いため、地域密着型の販売店とのネットワークを築くことは、製品提案の後押しとなりやすいでしょう。
また、大手メーカーがカバーしきれていない地域にも、有力な販売店は数多く存在します。展示会で早期にこうした店舗とパートナーシップを結ぶことで、競合が進出する前に地域でのブランド認知と市場シェアを確立しやすくなります。
篤農家からリアルな意見をもらえ商品開発・改良に反映できる
農業向け展示会には、新しい技術や資材に対して高い関心を持つ篤農家も来場します。彼らは生産効率の改善や、品質の向上に敏感です。そのため、展示会で出会った篤農家に開発中のプロトタイプを試用してもらうことで、市場投入前に貴重な意見を反映でき、市場のニーズに合った製品づくりが可能になります。
また、篤農家は、メーカーが想定していない独自の使いこなしをすることもあるため、その意外な活用法が新たなセールスポイントや改良のヒントになるでしょう。こうした深い実践知を持つ篤農家は、農家が本当に「使える」と感じる製品を共に作り上げる強力な共創パートナーになります。さらに、「あの地域の○○さん(篤農家)が絶賛していた」という口コミは他の農家に影響力を持ちます。篤農家からの評価は信頼性の高い広告効果を生み、地域でのブランド価値を押し上げるでしょう。
農業の展示会出展に興味をお持ちの方へ
農業向け展示会は、農業法人、畜産農家、JA、自治体、食品メーカー、農機店など、多様な関係者と一度に接点を持てる場です。また、出展者にとっては製品・技術の訴求だけでなく、市場のリアルな声を集める貴重な機会でもあります。
一方で、展示会出展には事前の準備が不可欠です。目的を明確にし、十分な準備期間の確保が成功の鍵となります。特に人気な展示会は早い段階で枠が埋まり、出展ブースの位置も先着順で決まるケースが多いため、出展時期の確認と早期申込みが重要です。
最新の展示会の開催情報や出展方法の詳細は、RX Japan公式ページの展示会開催情報や展示会出展パーフェクトブック(無料)をご確認ください。

RX Japan 合同会社 第四事業本部 斎藤 広顕
2004年入社。花と宝石の展示会の国内営業担当として従事。2007年にガーデンEXPO(GARDEX)、2011年に農業WEEK、2017年に“日本の食品”輸出EXPOを発案し、立ち上げを担当。2022年にこれらの展示会の事務局長に着任し、発展に尽力中。
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