この記事でわかること
- IT業界向け展示会の特徴と活用ポイント
- IT業界向け展示会の出展により得られるメリット
- RX Japan主催のIT業界向け展示会の概要
技術の進化とともに、IT業界の展示会はビジネス機会の場として注目を集めています。本記事では、IT分野に特化した展示会の特徴や活用メリット、RX Japanが開催するIT業界向けの展示会をいくつか紹介します。
IT業界向け展示会の特徴
IT業界向け展示会は、最新のクラウド、AI、セキュリティなどのテクノロジーやソリューションを一堂に集め、幅広い業種の担当者や意思決定層が課題解決のヒントを得られる場です。来場者は経営者、情報システム担当者をはじめ、営業やマーケティング、エンジニア、官公庁の担当者など多岐にわたります。新規取引先の開拓はもちろん、既存取引先の継続した受注にもつながりやすいのが魅力です。
展示会には、専門メディアやテック系ニュースサイトの取材が集まりやすく、新製品リリースや大型アップデートを発表する場としても効果的です。また、出展と同時にプレスリリースを発表することで、展示会場外への認知拡大や、IT業界における技術力やブランド価値を対外的に示す効果も期待できます。
RX Japanが開催するIT業界向け展示会7選
RX Japanは日本国内で多数の業界専門展示会を主催しており、その中でも注目されるのが「Japan IT Week」です。Japan IT Weekは、Japan DX Week、営業・デジタルマーケティングWeek、EC・店舗Weekと同時開催されており、年間合計10万人が来場、1,800社が出展します。その中でもJapan IT Weekは、日本最大のシステム開発・運用・保守に関する総合展です。ソフトウェア・アプリ開発、IoT、組込み・エッジコンピューティングなどの最新技術が企業や産業に変革をもたらす中、これらの製品・サービスを有する企業が一堂に集結します。
また、「システム開発」「サイバーセキュリティ」などの無料カンファレンス、出展社によるセミナーなどを通して、最新情報やトレンドを収集できる機会を創出し、日本のIT業界の発展と社会課題の解決に貢献しています。
ソフトウェア受託開発・開発支援 展(Japan IT Week内)
ソフトウェアやアプリの開発・保守・運用・テストのための製品/技術/サービスが一堂に出展する展示会。ノーコード/ローコード開発をはじめ、昨今大きな課題となっているデジタル人材不足対策などその他ソフトウェア&アプリ開発に関わるサービスや製品が出展しています。
| 構成展名 | ソフトウェア受託開発・開発支援 展(旧称:ソフトウェア&アプリ開発 展) |
| 取り扱い品目 | アジャイル・スクラッチ開発、ソフトウェア検証・保証、UI・UXデザイン開発、ノーコード・ローコード開発、開発支援プラットフォーム、オフショア開発、コード管理、ソフトウェア・モバイルアプリ開発、テスト・検証・品質保証、アジャイル開発・OSSシステム構築、ERP&業務アプリケーション開発、AI開発支援、開発ツール、デジタル人材不足対策、システムインテグレーション(BizDevOpsによる伴走型支援、受託開発)、セキュリティ診断(脆弱性診断)など |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪、ポートメッセなごや |
| 特徴、ポイント | ・展示会「Japan IT Week」内で開催 ・ソフトウェアやアプリの開発・保守・運用・テスト、デジタル人材不足対策など、ソフトウェア&アプリ開発に関わるあらゆるサービスや製品が一堂に出展 ・ITエンジニア(全種類)、PMO、WEBデザイナー、経営者/経営企画、新規事業担当・事業開発など、システム開発の専門家や担当者が多数来場 ・来場者の70%が導入検討のための来場である。 ・来場者の約60%が役職者である。 |
| 詳細ページ | https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/exhibit/sodec.html |
組込み・エッジ・IoT開発 EXPO(Japan IT Week内)
組込み・エッジ・IoT開発に関する製品/技術/サービスが一堂に出展する展示会。産業用PC、通信モジュール、画像認識AIなど、IoTやエッジコンピューティングを構築するための製品が出展しています。メーカー、社会インフラ、流通・サービス、通信・SIなどに関わる方々が多数来場し、出展企業と活発な商談・受注を行います。
| 構成展名 | 組込み・エッジ・IoT開発 EXPO |
| 取り扱い品目 | IoTプラットフォーム、IoTゲートウェイ/ルーター、通信モジュール/センサ・センサネットワーク、エッジAI、組込み開発ツール、受託開発・コンサルティング、セキュリティ対策、産業用PC/ボードコンピュータ、画像処理、画像認識AI、CPU/MCU、OSなど。長期供給対応マイコンボードや、リアルタイム制御が可能なプラットフォーム、モーション制御やAI推論に適した高性能エッジデバイスなど |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪、ポートメッセなごや |
| 特徴、ポイント | ・展示会「Japan IT Week」内で開催 ・2026年10月秋展より、【組込み/エッジコンピューティング EXPO】【IoTシステム開発 EXPO】として開催 ・メーカー、社会インフラ(電気・ガス・水道、交通機関・道路、建築・土木、国・地方自治体)、流通・サービス、通信・SIなど、幅広い業界の企画・開発、システム、製造部門の担当者が多く来場 |
| 詳細ページ | https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/exhibit/esec.html |
情報セキュリティ EXPO(Japan IT Week内)
情報セキュリティに関する製品/技術/サービスが一堂に出展する展示会。サイバー攻撃/ウイルス/情報漏洩/内部不正アクセス対策やIT資産/SaaS管理などのサービスや製品が出展しています。企業・官公庁・団体の、情報システム、経営企画、システム開発、DX推進などの部門の方や経営者などの方々が多数来場し、出展企業と活発な商談・受注を行います。
| 構成展名 | 情報セキュリティ EXPO |
| 取り扱い品目 | サイバー攻撃対策(標的型攻撃、ゼロデイ攻撃、DoS攻撃、ウイルス対策、ランサムウェア対策、サンドボックス、WAFなど)、情報漏洩・内部不正アクセス対策、テレワーク対応セキュリティ、ゼロトラストセキュリティ、IT資産管理・SaaS管理、エンドポイントセキュリティ、UTM(統合脅威管理)、ファイアウォール、VPN、セキュリティパッチ管理ソフト、認証サービス・認証デバイス、暗号化ソフト、改ざん防止ツール、脆弱性診断、SOC(Security Operation Center)、セキュリティコンサルティング、インシデント対応、セキュリティ教育(eラーニングなど)、生成AI対応セキュリティなど |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪、ポートメッセなごや |
| 特徴、ポイント | ・展示会「Japan IT Week」内で開催 ・サイバー攻撃、情報漏洩、内部不正アクセス対策など、企業が直面する多岐にわたるセキュリティ課題を解決するための製品やサービスが多数出展 ・情報システム部門、経営者、経営企画、システム開発、DX推進などの担当者が多数来場 ・来場者の約60%が役職者である ・特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会が後援しており、業界の専門性・信頼性が高い展示会 |
| 詳細ページ | https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/exhibit/ist.html |
データセンター EXPO(Japan IT Week内)
データセンターの構築から運用までを支えるあらゆる最新技術とサービスが一堂に会する専門展です。DCIM、冷却装置、AI向け半導体など多様な製品が出展され、データセンター事業者や企業の運用担当者などが多数来場し、出展企業と活発な商談・受注を行います。データセンターが持続成長のインフラとして果たす役割の重要性が高まる中、業界の最新動向を把握し、ビジネス拡大に繋がる絶好の機会となるでしょう。
| 構成展名 | データセンター EXPO |
| 取り扱い品目 | データセンターファシリティ(冷却装置、UPS、空調システム、DCIM、サーバー、ストレージ、ラック、スイッチ/ルーター)、生成AI向けプロセッサ(GPU/NPU、HBM)、光電融合技術、データセンター事業者、クーラー実装型ラック(冷ラック)、OCP ORV3 Rack、システムラック・FDシリーズ(FDSタイプ)、液冷サーバ対応ラック、光接続箱(自立型 前面パッチ式・プレ配線モジュールタイプ) など |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪 |
| 特徴、ポイント | ・展示会「Japan IT Week」内で開催 ・データセンター事業者、およびデータセンター向け冷却装置、サーバー、ストレージ、プロセッサ、光電融合技術、ラック、ネットワーク機器などのあらゆる製品やサービスを提供する企業が出展 ・データセンター事業者、ゼネコン、サブコンの運用管理・IT基盤構築・セキュリティ・設備設計・建築・土木設計の担当者や、企業・官公庁のデータセンター運用・情報システム部門の担当者などが多く来場 ・特定非営利活動法人 日本データセンター協会(JDCC)と北海道ニュートピアデータセンター研究会が後援しています。また、特別アドバイザリーとして、東京大学大学院の江崎 浩教授が就任しています。 |
| 詳細ページ | https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/exhibit/dse.html |
IT人材不足対策 EXPO(Japan IT Week内)
IT人材不足を解決できるサービスやソリューションが出展する展示会。IT人材派遣(ITエンジニアやセキュリティ人材など)/採用サービス・リスキリング/フリーランスマッチングサービス、アウトソーシングなどのサービスや製品など、「新しくIT人材を採用したい」「開発中の人手不足で、スポットでIT人材を入れたい」など、様々なニーズに答えることができる企業が出展します。
企業・官公庁・団体のITエンジニア、開発、システムエンジニアリング、情報システム、人事・採用などの部門の方や経営者などの方々が多数来場し、出展企業と活発な商談・受注を行います。
| 構成展名 | IT人材不足対策 EXPO |
| 取り扱い品目 | IT人材派遣会社、IT人材採用・支援、IT人材育成・教育サービス、プログラミング プラットフォーム、フリーランスマッチング など |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪、ポートメッセなごや |
| 特徴、ポイント | ・展示会「Japan IT Week」内で開催 ・ソフト、システム、アプリ開発の担当者や責任者が多数来場 ・喫緊の課題であるIT人材不足を解決するソリューションが多数出展 ・来場者の60%が役職者である |
| 詳細ページ | https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/exhibit/ith.html |
情シス応援 EXPO(Japan IT Week内)
情報システム部門のリアルな課題に寄り添う展示会。ITアウトソーシング、社内ヘルプデスク支援、キッティング支援、社内システム構築支援、ITリテラシー教育など、情報システム部門のリアルな課題に寄り添うソリューションが集結します。また、展示会と併催で情シス同士の交流会や、悩み相談所などが設けられており、現場の課題解決と組織強化のヒントをつかむ絶好の機会となります。
| 構成展名 | 情シス応援 EXPO |
| 取り扱い品目 | 社内ヘルプデスク支援/管理、チャットボット、キッティング効率化、ITアウトソーシング、ひとり情シス支援、IT資産管理、LCM、SaaS管理、ID管理、構成管理システム、ジョブ管理システム、RPA・RBA、情報システム構築、クラウド構築、社内ネットワーク、モバイル回線、ITリテラシー教育 など |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト、幕張メッセ |
| 特徴、ポイント | ・年間10万人が来場、1,800社が出展する 展示会「Japan IT Week」内で開催 ・情シスのほか、経営者や経営企画、業務改善・DX推進の担当などが多数来場 ・来場者の60%が役職者である |
| 詳細ページ | https://www.japan-it.jp/hub/ja-jp/exhibit/sysad.html |
量子コンピューティングEXPO(NexTech Week内)
量子コンピュータに特化した日本唯一の商談展。量子コンピュータを用いたサービスや、量子関連技術を求めて、研究者や製造業、素材・材料メーカー、社会インフラ、金融など様々な業種の方が来場します。量子コンピュータのユースケースの探索や共同研究社の開拓、新しいリード・受注の獲得を、具体的な商談を通して実現できます。
| 構成展名 | 量子コンピューティングEXPO |
| 取り扱い品目 | 量子コンピュータを用いたアプリケーション・サービス/量子コンピュータに使用されるハードウェア/量子技術を応用したサービス/コンサルティング/人材育成・派遣 など |
| 開催場所 | 東京ビッグサイト、幕張メッセ |
| 特徴、ポイント | ・先端テクノロジーが集結する展示会「NexTechWeek」内で開催 ・製造業、物流、金融、社会インフラ、通信・ITなどさまざまな業種の方が来場する。 ・共同研究企業や協業パートナーを開拓できる。 ・来場者の40%以上が、従業員数1,000名以上の大企業に所属している。 |
| 詳細ページ | https://www.nextech-week.jp/hub/ja-jp/exhibit/qc.html |
IT業界向けの展示会出展のメリット
IT業界向けの展示会に出展するメリットは、見込み顧客やパートナー候補と直接対話できる点にあります。来場者は「DXを推進したい」「クラウドやセキュリティを強化したい」といった具体的な課題を抱えており、導入決定権を持つ層も多く来場します。
出展対象の製品はWEB制作ツール、営業支援システム、AIやデータ分析ソリューション、現場業務向けDXツールなど幅広く、出展者のITソリューションが来場者のニーズに合致しやすいです。そのため、ブース内に設けられた商談スペースでデモや説明から商談へスムーズに移行しやすいでしょう。また、展示会ではリアルな声を効率的に収集でき、短期間で質の高いリードを獲得しやすいです。さらに、講演や特別セッションを通じて著名人や専門家と接点を持つ機会も多く、自社の存在感を高められることも大きな利点です。
情報システム部が抱えるリアルな悩みや課題を収集できる
展示会に来場する情報システム部の担当者は、日々の業務においてセキュリティやクラウド導入、システム運用コストなど多くの課題を抱えています。運用時の困りごとや導入時にネックになっている条件など、具体的な悩みを共有してくれるケースが多く、出展者にとっては生の声を直接ヒアリングできる絶好の機会となります。
こうしたリアルな悩みを把握することで、自社サービスの改善点を発見したり、次期製品開発や導入支援メニューの改善につなげたりすることができるでしょう。また、価格感・社内稟議・セキュリティ基準といった普段の商談では聞きにくい導入の障壁についても共有されやすく、アンケートや市場調査では得られない現場のニーズも収集できます。その結果、営業戦略やマーケティング施策の精度も高められるでしょう。
登壇する講師や著名人とも接点をつくれる可能性がある
IT業界の展示会では、業界の第一線で活躍する著名人や専門家が講演やセッションに登壇するケースが多いです。そのため、出展者として参加すると、登壇者が自社ブースを訪れてくれる可能性もあります。そこでの交流が、自社のブランド価値を高めるだけでなく、共同研究や業務提携など将来的なコラボレーションに発展するかもしれません。
また、彼らは業界ネットワークが広いため、紹介を通じて新しい顧客やパートナー企業との接点が生まれることもあります。さらに、講師や著名人から直接最新トレンドを学んだり、具体的なアドバイスを得られたりする機会もあり、イベント後の取材や記事化を通じて自社の活動を広く発信できる効果も期待できます。
IT業界の展示会出展に興味をお持ちの方へ
近年、IT業界における展示会は、技術の進化とともにその重要性が一層高まっています。企業は、自社製品やサービスを直接見せられる貴重な場であり、短期間で多くの見込み客を獲得し、商談につなげられます。さらに、既存顧客から直接フィードバックを得て、それを製品改善に役立てることも可能です。
一方で、展示会出展には事前の準備が不可欠です。目的を明確にし、十分な準備期間の確保が成功の鍵となります。特に人気な展示会は早い段階で枠が埋まり、出展ブースの位置も先着順で決まるケースが多いため、出展時期の確認と早期申込みが重要です。また、一般的に申込みは展示会終了直後から始まるため、計画的な対応が求められます。
最新の展示会の開催情報や出展方法の詳細は、RX Japan公式ページの展示会開催情報や展示会出展パーフェクトブック(無料)をご確認ください。
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